5/30/2016

オバマ大統領広島訪問

オバマ大統領の広島での演説を聞いていて、何か物足りない違和感を感じていた。

その違和感を突き詰めて考えてみて思い当たったのは、季節だった。

原爆、広島、長崎とともに想起されるのは夏の朝の暑さだ。

夏休みに家のテレビで追悼式典の中継を見ていた。これが原爆のイメージだった。そしてもちろん私の世代では、もうひとつの原爆のイメージといえば「はだしのゲン」だ。原爆投下からのさまざまな修羅場が描かれるのもやはり夏の暑さとセットだ。

もしオバマが、8月6日の陽炎がゆらめく朝にあの演説を行なっていたら、演説の印象は大きく変わっていただろう。

今回のオバマの演説は十分に感動的で、現時点でアメリカ大統領が述べるべきことを述べたとは言える。核廃絶や世界平和といった抽象的な言葉だけではなく、そこにふつうの市民の平和な生活があるのだということをイメージさせる言葉で人々の心に語りかけるものだった。しかしやはりそれでも、あの演説ではすでに過ぎ去った過去の悲劇について語っているという印象はぬぐえない。それは確かに原爆のあの日を想起させるには十分ではなかった。

うだるように暑い夏の朝に蝉しぐれの中であの演説が行なわれていたら、それはまさにあの日の広島のひとびとに語りかけるものとなっていただろう。そこでは、時空を超えて被爆者とアメリカ大統領との邂逅が果たされたはずだ。

"Some day the voices of the Hibakusha will no longer be with us to bear witness."

そのときには、あの朝の追悼式典にアメリカ大統領が参列しているだろうか。それとも追悼式典がなくなっているだろうか。

5/27/2016

羽田空港閉鎖

20:20発のANA40便で東京へ。

きょうの昼の羽田空港閉鎖で午後の羽田便は軒並み欠航だったのだが、伊丹便は最終の40便だけ欠航にならずに定刻で飛んだので助かった。

しかし、一応念のため新幹線のチケットもとっておいた。伊丹でチェックイン後に払い戻しをしたので1,810円の払戻手数料がかかったがまあ仕方ない。ネットで予約も払い戻しもできるのでこういう時はやはり便利だ。前に福岡便がトラブルで飛ばなかった時も飛行機の中から新幹線の予約ができたり、このあたりは昔だと大変だったなと思う。

5/20/2016

四・六ひさご鮨

9:00発のANA18便、11:15羽田空港発のANA4783便を乗り継いで旭川へ。

今日の旭川は28度くらいで真夏の気温。

夜は四・六ひさご鮨で鮨。5,000円。きょうは最初から最後まで一人だけで客はなし。おかげで約3時間ほとんどしゃべりっぱなし(ほぼ聞き役)だった。

5/17/2016

"NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST" ~Release Tour 2016~

心斎橋のMusic Club JANUSでNakamuraEmiの「"NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST" ~Release Tour 2016~」を観る。NakamuraEmiは3月24日以来2回目だが、前回は別のバンドのゲストとしてだったので曲も少なかったが、きょうはアルバムのリリースツアーなのでアルバムの曲は全曲と古い曲、新曲などたっぷり楽しめた。

前回は物販に本人が来ていて話もできてCDと今回のチケットにサインまで書いてくれたが、きょうはソロライブで観客も多かったのでそういうのはなかった。前回参加してちょっと得した気分だ。

5/14/2016

「レヴェナント 蘇りし者」

昼から梅田で「レヴェナント 蘇りし者」を観る。シネコンだったが小さめのスクリーンでほぼ満員だった。

このところ観た映画が「ヘイトフル・エイト」「ボーダーライン」「アイアムアヒーロー」「フィフスウェイブ」となんだか血なまぐさいものばかりだ。

映画の後、ほっともっとフィールド神戸で大阪オリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークス戦を観戦。延長の末10回の裏にサヨナラで最悪の結果だった。

ほっともっとフィールド神戸は昔神戸グリーンスタジアムといっていた頃に行った以来でたぶん15年以上ぶりだと思う。

5/01/2016

伴菜

17:48博多駅発ののぞみ58号で帰郷。

昼からヤフオク!ドームで福岡ソフトバンクホークス対埼玉西武ライオンズの三戦目を観戦。きょうはなんとか勝って延長戦でもなかったので最後まで観戦出来て予定通り帰ることができてよかった。

福岡ではいつもハイアットリージェンシー福岡に泊まるのだが、ここの伴菜という和食レストランが今月の15日で閉店してしまう。ここは気に入っていて二泊するときは必ず1回は行っていたので残念だ。博多駅周辺にはなかなか一人で入れるような店がないのでかなり面倒くさい(だいたいが4~6名の団体客向けで一人だと露骨に嫌がられる)。ある日ことごとく断られたことがあって、それ以来もうあのあたりの店には二度と行かないと決めている。