昼からなんばパークスシネマで「スーパーマン」を観る。
本当は金曜日に観たかったのだが、金曜日にはもうどこも午前中か昼間しかやっていない。1館だけ夜にやっているところがあったがそこは吹替版だった。
仕方なく金曜日には「入国審査」を観た。「入国審査」はベネズエラ人の男とスペイン人の女のパートナーがアメリカに移住しようとして入国審査で尋問を受けるというものだ。もちろんここ近年の移民に対する警戒や差別なども盛り込まれているのだが、本質的には理解していると思っていたパートナーの知らない過去や疑心暗鬼などを描いた心理劇だ。
「スーパーマン」はジェームズ・ガン監督作品ではからずも今のイスラエルとパレスチナの状況をなぞったようなストーリーとなっていて(もちろんそれ以前に制作されており監督はそのことを否定している)、アメリカなどでは親イスラエルの観点から否定的な意味で話題になっていた。
映画としてはまあまあ面白かったが、敵役のレックス・ルーサー(これはある点でイーロン・マスクのデフォルメだろう)や部下の"エンジニア”達のモチベーションがいまいちよくわからない。ルーサーはまだ自分の王国を作るという野望があるとしてもルーサー・コープスの従業員はなぜスーパーマンにこれほどの敵意を持っているのか。言われているようにスーパーマンが移民のメタファーであるのならば、もっと強烈なレイシストという描写がないとスーパーマンを執拗に攻撃する説得力がない。
夜に実家に送る荷物を近所のセブンイレブンに持って行ったら、レジ前に人だかりができていて様々なものが散乱していた。何事かと思って見ているとどうやらレジ前に倒れこんで抑えられている若い男が直前に刃物を持ち出して取り押さえられてその時に本人がけがをしたらしい。コンビニのオーナーらしき男性が警察に電話をしていたが、強盗なのか何かもめごとなのかはよくわからなかった。私が入店したのは本当に取り押さえられた直後だったようで私の後から来た客は入店を断られていたが、とりあえず入ってしまっていた私の荷物は受け付けてもらえたのでよかった。
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