4/30/2013

帰郷


19:40発のANA659便で帰郷。

機材到着遅れで実際に出発したのは19:59だった。しかし、どう見ても20時頃だろうなと思っていたのに、カウンターでは10分遅れの19:50と案内していた。素人が見てもわかるのになんでこの程度の見積もりがちゃんとできないのか。

今日は平日ということもあってガラガラだった。

4/29/2013

藁の楯


20:50福岡空港発のANA272便で帰京。

きのうはレイトショーで「相棒シリーズ X DAY」、きょうは昼に「藁の楯」を見た。

「相棒シリーズ X DAY」は相変わらず映画になると酷いという相棒シリーズらしい映画だった。基本は質の悪い陰謀論(金融庁が金融機関とグルになって国債暴落・通貨危機のシミュレーションとしてシステム障害を起こしているという荒唐無稽なもの)なのだが、これはもうそういう設定なのでこれを笑っても仕方がないのでこれはよしとしよう。だが、ディテールがおかしいのはどうしようもない。たとえば、このシステム障害を起こす謎のデータを金融機関から入手しようとするのだが、このとき今回の主役である田中圭(サイバー犯罪担当専門捜査官)と川原和久(伊丹刑事)がそのデータ(CD-R)の取り合いをしつこくするのだが、伊丹刑事はともかく、田中圭は専門家なんだからさっさとデータコピーして渡せばいいのになぜかモノであるCD-Rを取り合う。そのほか予告編で1万円札が街に舞っているシーンがあったのだが、このシーンは本編では現金輸送車から現金を持ち出したときにたまたまジュラルミンケースが開いて風に吹かれて舞っているというほとんどコントみたいな設定だった。

「藁の楯」の方は三池崇史らしい映画といえば三池らしい映画だった。これも大前提(10億円の報酬で少女殺人犯の清丸の殺害を募る)が荒唐無稽なのでこれをまず受け入れるかどうかで作品にはいれるかどうかが決まる。常識で考えればヤクザみたいなのを雇って殺させるほうが確実だし、そもそも日本には死刑があるので殺したいというだけだったら司法に任せたところで結果は一緒だ(清丸はこの事件の前に同じく少女殺人で服役しているので、出所後また少女を殺したとなれば死刑は回避できない)。そういう意味では山口母子殺人事件のような葛藤がそもそも無いので前提に無理がある。新幹線内(これは台湾新幹線ロケで撮影されているのがちょっと面白かった)で一般人がいるのに銃で撃ちまくりとか、前半では大沢たかおも松嶋菜々子も警護のプロに徹しているのに後半はしょうもないミスや温情的な行動で隙を作ったりして行動に統一性がない。ただ、清丸役の藤原竜也はサイコパスらしく最後までムチャクチャな人格をうまく演じていたと思う。岸谷五朗が最初から怪しすぎたのと永山絢斗がうるさすぎたのはどうかと思う。

4/27/2013

福岡


14:00発のANA257便で福岡へ。

きょうはゴールデンウィーク対応ということでいつもなら15分前なのにきょうは30分前に検査場を通過しろと言われて全然知らなかったので焦った。結局あまり関係なかったのでどうでもよかったが、急にルール変えるな。

しかもきのうの搭乗日前日のメールの案内では65番スポットだったのに、52番スポットに変更されていた。変更するにしても離れすぎだろ。

きょうは暑い。

4/21/2013

平成25年度春期情報処理技術者試験プロジェクトマネージャ


今日は朝から国分寺の東京学芸大学で平成25年度春期情報処理技術者試験プロジェクトマネージャの試験。

東京学芸大学は初めてだったが、国立なので教室が汚い。床に長い髪の毛がたくさん落ちているのだが、試験の規則上カバンは床に置かなければならないのがすごく嫌だった。

きょうは割りとできた方だが、やはり午後Ⅱの試験がイマイチ。二時間ほぼ書き詰めなのでとにかく手が痛い。

試験の後、ユナイテッド・シネマとしまえんで「リンカーン」を見る。ダニエル・デイ=ルイスのリンカーン役はアカデミー賞をとったので言うべきものは特にないが、良かったと思ったのはサディアス・スティーヴンスを演じたトミー・リー・ジョーンズだ。トミー・リー・ジョーンズの映画といえば真っ先にMIBが思い浮かぶが、ここでのトミー・リー・ジョーンズは偏屈で過激な奴隷制度反対の理想主義者だ。合衆国憲法修正第13条をめぐる攻防でサディアス・スティーヴンスが見せる大きな決断はまさに歴史を動かすための大きな決断だった。ある種自分の信念を捨てて議会に阿るのだが、後でそれを詰られた時の言葉がまさにこの修正第13条にかける思いをあらわしていたといえるだろう。

ちなみに、イギリスの貴族のトイレにワシントン大統領の肖像画が飾られていたというエピソードの日本語訳はちょっとお上品すぎるような気がする。もっと下品に「なるほど、英国人は毎日ワシントン大統領の姿を見てクソをもらしてるわけですね」くらいでもよかった。

4/19/2013

ハーゲンダッツ


ハーゲンダッツの店舗が日本からなくなるという。

これを扱ったネットの話題で興味深かったのは、「ハーゲンダッツに店舗なんかあったのか」という声が結構多かったことだ。おそらく若い人にとってはハーゲンダッツとはコンビニで買う高級アイスクリームであり、個別の店で食べたり買ったりするものという意識はほとんどないようだ。

調べてみると、ハーゲンダッツが日本に上陸したのは1984年で青山店が第1号らしい。つまりバブル前夜。その翌年には関西地区に店舗がオープンしている。その頃はホブソンズなども有名だった。私が大学に入ったのが1986年でその頃にはホワイティ梅田にハーゲンダッツの店舗があり長い行列ができていたのを覚えている。もちろんその頃の流行りだったので私も並んだことがある。その後バブル真っ盛りの1990年頃には、戎橋の北側のビル(キリンプラザ大阪の向かい)の1階にド派手な店舗がオープンし、なんばで飲んだ後に寄ってハーゲンダッツのアイスを食べながら御堂筋を歩いて帰ったことも多かった。バブル後、それらの店舗もいつの間にかなくなり、ハーゲンダッツといえばコンビニで買うものになって久しい。

サーティーワンやホブソンズはいまだにあちこちに店舗があり、それなりに営業しているようだが、あのバブルのころのような感じとはちょっと違っている。今やショッピングモールの風景に溶け込んでいていわゆるプレミアム感というものはなくなってしまった。

ショッピングモールの単なる一店舗ではなく、独立したアイスクリーム専門店というものが存在し、それに長い行列ができるというのもある種バブル期独特の風景だったのだろう。

4/14/2013

写経


19:00大阪空港発のANA38便で帰京。

きょうは朝ゆっくりして、ホテルをチェックアウトしてから奈良ホテルのティーラウンジでお茶。

薬師寺に移動してステファニーと写経。やっと十巻目。

ならまちに戻って遅い昼食をとってから樫舎で休憩。

帰りに今西本店で奈良漬を買って帰る。

今回はずっと奈良で過ごしてホテルも堪能した。天気も良かったのでかなりベストな旅行だった。

吉野千本桜




ステファニーと朝から吉野の桜を見に行く。

下千本の桜はほとんど散っていたが、奥千本まで行くといくらか残っていた。

中千本から奥千本までバスを1時間以上待ってからやっと着いた。帰りは下りの道を歩いて帰った。

蔵王堂まで行くとすごい混みようでまるで休日の原宿竹下通りみたいだった。

夕食は奈良ホテルのメインダイニング三笠でフレンチ。ワインのボトルを一本開けて二人で41,580円。

夕食の後、ライトアップされた興福寺を見て回ってから、バーで一息ついた。二人で4,504円。

4/12/2013

奈良ホテル


9:00発のANA17便で大阪へ。

実際は機材修理があったので9:44発だった。

大阪空港から奈良へ移動して奈良ホテルにチェックイン。奈良ホテルの花菊で昼食。

昼食後、興福寺の南円堂、北円堂の特別公開を見てから、正倉院、東大寺二月堂をまわる。きょうは平日なのでそれほど混んでいなかった。

夜はならまちの折衷旬菜香月で夕食。いろいろ珍しい酒と肴を出してもらった。二人で11,500円。値段も安い。

夜はかなり気温が下がって寒い。