7/14/2012

へルタースケルター


昼から新宿のキヤノンのサービスセンターにカメラを持ち込んでセンサーのクリーニングを依頼。

その後、新宿西口の献血ルームで献血。新宿の献血ルームは西口と東口にあるのだが、格差がすごい。西口は野戦病院レベルの狭さ。本とは東口に行きたかったのだが、その後すぐに大江戸線に乗る必要があったので今回は近い西口で我慢した。

献血の後、ユナイテッド・シネマ としまえんで「ヘルタースケルター」を観る。映画自体のできは65点くらい。だが、いくつかのシーンがひじょうに魅力的な映画だった。特に戸川純の「蛹化の女」がかかったシーンは意表をつかれた。最初イントロを聞いたときは、またパッヘルベルのカノンかよと鼻白んだのだが、戸川純の歌声が流れはじめて「蛹化の女」だとわかり、そのシーンの美しさとあいまって深く感動した。音楽担当がゲルニカの上野耕路なのでこの曲が使われること自体は特に不思議ではないが、使い方がひじょうにうまかった。沢尻エリカや寺島しのぶ、窪塚洋介などはハマっていたが、検事役の大森南朋はどうにも棒演技でどうしようもなかった。原作にもあるのかどうか知らないが、「タイガーリリー」というのもなんだかなあという感じ。

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