今週はどこにも行かず部屋ですごす。
4週連続で、大阪、東京、鹿児島、金沢で鮨を食べた。今日の夕食は納豆と冷や奴とビール。
金曜日の夜は恒例の映画で今回は「木の上の軍隊」を観た。今年は戦後80年ということで例年になく戦時中もしくは敗戦後を扱った映画が多い。米軍占領下の沖縄を扱った「宝島」」、長崎原爆の「長崎 閃光の陰で」、やはり長崎を題材にしたカズオ・イシグロの「遠い山なみの光」。この辺りはどれも観たいと思っている。
「木の上の軍隊」だが、元々は井上ひさしの演劇だったらしい。これを映画化したのだが、舞台が沖縄の伊江島で伊江島は美ら海水族館や本部町の真向かいにある島で行ったことはないが見慣れた島なので観て見たかった。ストーリーは米軍上陸時にガジュマルの木の上に隠れて敗戦を知らないまま2年間木の上で隠れ暮らした二人の日本兵を描いたものだ。堤真一演じる上官は宮崎出身で山田裕貴演じる新兵は地元沖縄の人間。上官はいかにも日本軍兵士という頑迷さでそれがゆえに2年にもおよぶ隠遁生活を送ることになる。現実を受け入れることができず己の信念のみで生きようとする。
ガタロオがやたら見たがっていた三池 崇史の「でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男」は先々週に観た。面白い映画だったが、とにかく校長の光石研と教頭の大倉孝二が事態をどんどん悪化させている。もちろん大元の柴咲コウ演じる母親は頭がおかしいのだが。また、この騒動に火をつけた週刊文春は映画評でこの映画を取り上げないのはフェアではない。
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