8/02/2008

きょうバーデンバーデン競馬場から席のコンファームの手紙が来た。全文ドイツ語なのだが、親切にも主要な項目には手書きでconfirm numberとかticketsとか英訳をしてくれている。なかなか気が利くなドイツ人。結局、チケット代が56×2=112ユーロ、郵送代が5ユーロで合計117ユーロで約2万円。H.I.S.なんかで手配しなくてよかった。チケット代だけで倍以上、さらに手数料が4千円とかふざけてる。香港に行ったときもホテルの手配をするのに一応話を聞いてみたがぜんぜんやる気が感じられなくて結局自分で手配したのだが、今回も別にいらなかった。旅行代理店て何のために存在しているのかまったくわけが分からん。

きのう、会社帰りに銀座テアトルシネマで「敵こそ、我が友」を観た。きょうは仕事だったのできのう観ることにしたのだがたまたま1日だったので1000円だった。この映画は元ナチスSSのクラウス・バルビー(別名リヨンの虐殺者)の戦後の足跡を追ったドキュメンタリーだ。もちろん来月ドイツに行くのでその予習だ。そういえば、去年はハバナに行く前にオリバー・ストーンの「コマンダンテ」を観たな。
まあ、バルビーはどこから見ても犯罪者で国家に利用された哀れな被害者という人物ではない。むしろそのときどきにおいて国家を利用して自分の欲望を満たそうとする狡知に長けた男だ。もちろん、そういう本人の意思とはまったく別に、バルビーを利用しようとする国家権力の意思もあるわけだが。
http://www.teki-tomo.jp/

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