2/03/2013

「DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?」


朝から銀座のTOHOシネマズ 有楽座で「DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?」を観る。

これは昨日公開で、大阪か福岡で観ればいいと思っていたのだが、急遽東京で観ることにしたのは、ともちんこと板野友美が映画の中で卒業宣言をしているということと峯岸みなみの一件があったからだ。

そしてじっさいこの映画はまさに今観るべき映画となっている。

「DOCUMENTARY OF AKB48」は毎年作られていて(本作品が三作目)基本的に前年の出来事を順番に振り返るという形式になっている。ただ、骨格となるテーマがいくつかあって、今回は前田敦子の卒業、悲願の東京ドーム公演、組閣(各チームの再編成)などがそれにあたる。しかし今回は全編を通して流れている不穏なテーマがある。それが恋愛スキャンダルとそれに伴う様々なペナルティだ。

米沢瑠美・平嶋夏海、指原莉乃、増田有華それぞれのスキャンダルがそれぞれのテーマの間に挿入される(これは編集によるものではなく、実際時系列的にその間に起こっている)。

そしてこの映画のすごいところはこれらがつながっていることだ。平嶋夏海がファンに対し涙ながらに謝罪している光景を舞台裏で見ていた指原莉乃は「ダメだ。見てらんない」と言って楽屋に帰って行く。しかしこの数ヶ月後に自分自身が全く同じ目に合うことは知らない、しかし、映画を見ている観客はそれを知っている。増田有華のスキャンダルに対して峯岸みなみがコメントを言っている。しかし、観客は知っている、今現在峯岸みなみがどういう状態なのかを。

残酷といえば残酷だし、ゲスだといえばこれほどゲスなことはない。しかし、やはり興奮するといえばこれほど興奮することはない。ショービジネスとは斯くあるべきということをこれほどあからさまに、しかもドキュメンタリーでやっているというのがスゴい。

もちろんAKBグループのことを知っていれば細かい部分まで楽しめるが、知らなくてもそれなりに面白い映画だと思う。前作は、ただただあっちゃんすげえという仕上がりだったが、今回はAKBすげえことになってんなという感じ。

個人的には、指原との絡みでHKTメンバーが結構映っていたのがよかったのと、総選挙で圏外だった光宗薫が退場後倒れて号泣しているのが非常に印象的だった。光宗はATARUの演技が結構好きだったので惜しい人材だったと思う。これだけは頭の悪いAKBヲタクの被害者で、ヲタクのバカさ加減にはつくづく呆れる。

映画の後、有楽町の献血ルームで献血。

夜はステファニーと鯛将で鮨。二人で2万円。

ステファニーと献血の話をしていたら、一緒に行った献血のことを全然覚えていない。いつ行ったのかメールを調べていたら、ガタロオと行ったのをすっかり勘違いして覚えていた。本当に思い込んでいたのでこうして記録をとっておくことはそれなりに役立つ。

0 件のコメント: