4/14/2014

糖質制限ダイエット

糖質制限ダイエットをやってきて約2か月が過ぎた。2月の初めには約75kgだった体重は現在約65kgなので2か月で10kg痩せたことになる。途中母が亡くなり、食生活もかなり不規則になりその間は特にダイエットもしていなかったが、体重は減ってきている。

私のやり方は、糖質制限とはいうものの「炭水化物が人類を滅ぼす」の著者の夏井陸が提唱するような糖質制限とは違っていて、同時にカロリーも制限しているので厳密な意味での糖質制限ではない(夏井はいわゆる糖質さえとらなければ脂質やカロリーはまったく気にしないでどんどん摂ればいいと言っている)。おそらく夏井のやり方でも体重は減るのだろうが短期間で体重を落とすにはカロリー制限もした方が手っ取り早いだろう。

今の日常的な食事は、朝はSOYJOY1本、昼は無し、夜は野菜炒めや魚・豚・鶏などのメインディッシュと冷奴みたいな組み合わせで700kcalからせいぜい1000kcal程度に収まっている。基礎代謝が1500kcal程度なので当然まったく足りていない。糖質制限以前に痩せて当たり前なのである。ただし、こういう食生活をしていると夕食後2~3時間以外は常に空腹感を感じている状態だ。

糖質制限によるダイエットが簡単なのは、糖質で縛りをかけるとふつうにカロリーも抑えられるところにある。なんでもバランスよく食べてカロリーを制限するというのは結構難しい。普通の食事をしていればなんだかんだで結構食べてしまうものだ。これに対して糖質制限をすると一般的にダイエットするときに言われる「甘いものを食べない」というのはもちろんのこと、ラーメンもうどんもカレーも餃子も牛丼もハンバーガーも食べられなくなる。間食もスナック菓子も含めてほぼアウトで食べられるものと言えばガムか野菜チップスみたいなものくらいだ。米、小麦、芋を食べないという縛りは結構きついが、そういうものだと受け入れてしまえば、食べてはいけないものがはっきりするので食事制限という意味ではわかりやすい。そしてこれら糖質=炭水化物を食べないとよほど大食いしない限りカロリーは少なくなる。いわゆる定食屋のメニューで定食と単品を比べるとだいたい400kcal~500kcalくらい差がある。一日の必要カロリーの3分の1を減らせるというのはかなり大きい。

今回初めてまともにダイエットというものに挑戦してみて、なぜあれほどダイエットにはまる人間がいるのかちょっとわかったような気がする。今回とりあえず65kgを目標にダイエットを始めてそしてほぼそれが達成されたわけだが、こうなるともっといけるんじゃないかという気になる。出ていた腹は明らかに凹み、ベルト穴一つ分は痩せたわけだがこう簡単に痩せられるのならば、60kgまでいけるんじゃないかという気になってきて、実際今は目標を60kgに設定しなおしている。65kgから60kgへの間に何らかの壁があるのかどうか今はまだわからないが、順調にいけばあと1~2ヶ月で達成できるはずだ。確実に数字や体型に現れるので達成感や充実感というのは大きいし、痩せるのはいいことだということになっているので本人は何か善行でもしたような気になってしまう。また仮にこれがリバウンドしても一度成功した経験があるとまたやればできるという気になって再度ダイエットを始めることも簡単だろう。いろんなダイエットを試す人間がいるのもうなずける。

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