3/19/2015

桂米朝追悼

ショック!桂米朝、暁に死す!

ちょうど大学生の頃、毎日放送で「特選!!米朝落語全集」の放送をやっていたし、夏の落語会にも何回か行った。母親を連れて、正月と夏の落語会に連れて行ったこともある。

桂米朝といえば忘れられていた大ネタ「地獄八景亡者の戯れ」を再生させたことで有名だが、これはビデオでしか見たことがない。

米朝の落語で印象に残っているのは、「帯久」「らくだ」「替り目」「植木屋娘」「高津の富」などが思い出されるが、なかでも「千両みかん」は土用の暑い日がまざまざと思い起こされ、最後のサゲのところまでの番頭の独り言の間がなんとも言えずすばらしい。「千両みかん」は真夏の話だが、むしろ真冬に聞いたほうがより暑さが感じられる話だと思っている。

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